1.研究範囲・対象 ろう接(ろう付,はんだ付),拡散接合およびその他の固相接合,溶射および各種表面改質,などのように表面・界面現象が接合機構に深く関与し,その制御が接合結果の支配要因となる技術を研究対象としています. 最近は,溶射などの表面改質技術についての研究報告も活発になり,また摩擦撹拌接合(FSW),放電焼結接合等の新しい分野にも積極的に取組んでいます.これらの対象技術について,接合プロセス,接合機器,界面構造,力学特性,性能評価など,あらゆる観点から科学・技術的な調査研究を進めています。また,接合事例の収集や、国際交流も継続して行う予定です. 2.2016年度の活動方針及び活動計画 本研究委員会は年3回開催しています.今後一層の会勢拡充を目指して,より魅力があり,かつ有益な委員会として行く努力が必要と考えています.このため,ホ−ムペ−ジの充実,セミナ−の開催,若手委員の育成・拡充の施策などについて,実施に向けた検討を行っています. また,近隣アジア諸国との交流,およびIIW第1委員会との関係のあり方など,国際活動関連についての検討を進めて行く予定です. 本年度の委員会の開催予定および担当幹事は下記の通りです.
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