2007.05.22

 溶接構造研究委員会は、溶接学会に設けられた最初の研究委員会で(昭和34年に発足)、溶接による構造製作に関わる材料・施工・設計の3分野を結びつけ、そこで生じる力学的諸問題の解明と分析を通して、構造の安全性を考えた「ものづくり」に役立つ基礎情報を与えることを活動の目的としています。すなわち、溶接構造物の強度と力学に関する領域を主な対象として、構造物や工業製品の製作時における溶接・接合部の重要性に鑑み、「つなぎ目」としての接合部の力学的特性評価技術の確立と、それをベースとした構造化・製品化のための設計・施工・材料の知識融合・技術融合に取り組んでいます。産業分野では、橋梁、建築構造物、プラント機器、船舶、パイプライン、鉄道、自動車などの重厚長大産業を主たるターゲットとしつつ、ミクロな機械部品や電子デバイス部品をも包含して取り扱おうとしており、強度設計が関わる広範囲の適用を視野に入れて活動しています。




2007年6月
第175回 溶接構造研究委員会 開催案内
 

第175回溶接構造研究委員会を,来る平成19年6月27日(水)−29日(金)に日独セミナーとしてドイツ・フラウンホッファー研究所(フライブルク)で開催いたします。開催要領は下記PDFをご参照くださいませ。

遠方ではありますが,翌週にはクロアチアで国際溶接学会IIWが,またポルトガルにて国際会議ISOPEもありますので,是非ともご参加を検討賜りますようお願い申し上げます。

参加申込は下記PDF記載までご連絡くださいませ。
なお,溶接構造研究委員会 委員以外の方で参加をご希望の方もまずは
ご一報くださいませ。

5thGJ-Seminar_Invitation&CallforPapers.pdf(128KB)



2007.05.22
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