溶接学会誌 2001年Vol.70,No.7
会 告
●平成13年度各賞受賞候補者の推薦について
●平成14年度会員会費の口座引落日のお知らせ及び会費自動振替制度ご利用のお願い
●社団法人溶接学会 創立75周年記念式典ならびに記念祝賀会について
●第7回エレクトロニクス実装における環境問題シンポジウム「最新エレクトロニクス機器の
リユース・リサイクル最前線−環境低負荷資源有効循環利用システム構築に向けて−」参加者募集
●アドホック研究会「極超短パルスレーザプロセッシング」発足のお知らせ
●協賛等行事案内
1 平成13年度各賞受賞候補者の推薦について
下記により平成13年度溶接学会論文賞・溶接学会論文奨励賞,佐々木賞,
田中亀久人賞及び溶接学会業績賞の受賞候補者を募集いたしますので,適格者がございましたら,
事務局より入手した所定の推薦書様式によりご推薦くださるようお願いいたします.
(添付いただく資料は,溶接学会論文賞・溶接学会論文奨励賞は10部,他は6部ご用意願います)
項 目
溶接学会論文賞・溶接学会論文奨励賞
佐 々 木 賞
田中亀久人賞
溶接学会業績賞
授賞対象平成13年1月から12月までの期間中に公刊書に掲載された溶接関係の論文で
@学問上,技術上優秀と認められるもの(溶接学会論文賞)
A新進気鋭の研究者による論文で内容が特に優れ,かつ将来の発展性が認められるもの.
(溶接学会論文奨励賞)多年にわたり溶接技術の開発または応用・普及に関与し,
その業績顕著なもの及び溶接技術について後進の教育指導,育成の業績顕著なもの.
ガス炎を利用した溶接・切断,工作等及び溶接技術全般に関し研究開発並びに実用化
についてその業績顕著なもの.溶接の学術に関する各部門において優秀な業績を挙げたもの
候補者資格本会会員に限らない本会正員本会会員本会会員に限らない
推薦者資格本会会員及び関連団体
本 会 会 員
推薦手続題名,著者名(複数の場合は主として関与した順位をつけること),掲載誌名とその巻号,
公刊国名を明記し,推薦理由を述べ,全文論文10部を添えて学会長宛提出する.
次の事項を記載した文書(所定の書式)6部(1
部正,他はコピーでよい)を学会長宛に提出する.
イ.候補者の氏名,職業又は勤務先及び勤務先における役職名
ロ.候補者の略歴
ハ.賞を受けんとする業績の詳細(裏付けとなる資料を添付)
ニ.推薦者の氏名及び連絡先
溶接学会業績賞については,
賞を受けんとする該当分野とそこでの学術に関する
業績の詳細及び該当分野に関する論文リストを添付する.
推薦書提出期限
平成13年12月31日
授賞年月日
平成14年4月25日(第70回通常総会)
その他
@溶接学会論文集は,自動的に授賞審査の対象となりますので推薦の必要はありません.
なお,関連団体に対しては別途推薦依頼を行います.
A会員はとくに自己の論文を指定して審査請求を行うことができます.
(溶接学会論文集については必要ありません)この場合の手続きは推薦手続きに準じて下さい.
多年にわたる業績をお考えください年令に制限はありませんが,
溶接に通算15年以上関与したことを原則とします.
またその業績には公的なる活動が含まれていることが望ましい.
業績については詳細に述べ,十分な裏付資料を添付するようにしてください.
佐々木賞が,多年にわたる業績(功労)を対象とするのに対し,
本賞はある時期に示された優れた業績を対象とします.
特許資料,公刊誌への発表・紹介など,業績を裏付けるための十分な資料を添付してください.
平成7年度より新設
第1部門
溶接・接合,熱加工プロセス及び機器
第2部門
制御,システムの工学・技術及び組立実装技術
第3部門
材料及び溶接・接合性
第4部門
材料・製品の強度・破壊と設計
第5部門
施工・管理及び品質保証・品質管理
第6部門
新領域・境界技術
2 平成14年度会員会費の口座引落日のお知らせ及び会費自動振替制度 ご利用のお願い
本会では事務の省力化のため,金融機関預金口座振替システムを利用した
「会費自動振替制度」を実施しております.現在この制度を利用されている会費は
個人会員(学生員,正員)の28%です.より多くの会員のご利用をお願いいたします.
会員会費の納入方法を口座引落しされている方の平成13年度会費の口座引落日及び
会費は次のとおりです.ご準備くださいますようお願いいたします.
口座引落日:2001年12月25日(火)
平成14年度正員会費 10,000円
平成14年度学生員会費 5,000円
今回,未納会費のある方は,平成14年度会費とあわせて引き落としさせていただきます.
引き落としされますと通帳に「MFS(ヨウセツカイヒ)」(個人会員の会費の略)と記入されます
(お取引金融機関により多少異なる場合もあります).
領収書は経費節減のため発行いたしませんが,発行を希望される方は,
引落とし事務終了後領収書を送付いたしますので,事務局までお申し出ください.
口座引落としについての問い合わせ先:会員担当
3 社団法人溶接学会 創立75周年記念式典ならびに記念祝賀会について
本会は,本誌7月号会告にてご案内いたしましたとおり,大正15年(1926年)5月29日,
電気鎔接協会として創立され,本年をもって創立75周年を迎えることとなりました.
これを記念して,記念式典ならびに祝賀会を開催いたしますので,会員各位のご参加をお願いいたします.
なお,式典ならびに祝賀会は,第7回国際シンポジウム(7WS)の初日に当たり,
7WSの開会式ならびに歓迎レセプションとの合同開催となります.
・記念式典
日時:2001年11月20日(火)10:00〜12:00
会場:神戸国際会議場(神戸市中央区港島中町 6−9−1 Tel
078−302−5200)
記念式典:運営委員長挨拶,来賓挨拶
特別講演:須清会長,R.Dolby 博士
記念表彰並びに感謝状の贈呈
・記念祝賀会
日時:2001年11月20日(火)18:00〜20:00
会場:ポートピアホテル(神戸市中央区港島中町
6−10−1 Tel 078−302−1111)
主催者挨拶,来賓挨拶
会費 10,000円(下記宛お振り込みください.)
(名誉員,特別員,7WS登録者ならびに記念臨時会費にご寄付いただいた会員はご招待されておりますが申込書はお送りください.)
・振り込みについて
郵便振替のご利用の場合
次の口座へお振り込みください.払い込み受領書を持って領収書に代えさせていただきます.
郵便振替口座 東京00180−7−143434
(社)溶接学会
銀行口座振り込みをご利用の場合
次の口座へお振り込みください.払い込み受領書を持って領収書に代えさせていただきます.
三和銀行秋葉原東口支店 普通預金 3505859
(社)溶接学会
75周年記念記念式典・記念祝賀会参加申込書
社団法人 溶接学会 事務局行 (溶接学会創立75周年記念事業気付)
FAX 03−3253−3059 e-mail jws-ms@t3.rim.or.jp
下記のとおり申し込みます.
会員番号( )
氏名: 所属名
連絡先:Tel Fax e-mail
行事参加費参加費申込み(○で囲む)
記念式典無料参加する 参加しない
記念祝賀会10,000円参加する 参加しない
(名誉員,特別員,7WS登録者ならびに記念臨時会費にご寄付いただいた会員はご招待されておりますが,申込書のみはお送りください.)
4 第7回エレクトロニクス実装における環境問題シンポジウム
「最新エレクトロニクス機器のリユース・リサイクル最前線
−環境低負荷資源有効循環利用システム構築に向けて−」参加者募集
日時 | 大阪開催: | 平成13年11月9日(金)9:50〜17:00 |
東京開催: | 平成13年11月28日(水)9:50〜17:00 | |
会場 | 大阪開催: | 千里ライフサイエンスセンター 大阪府豊中市新千里東町 1-4-2 TEL:06(6873)2011 |
東京開催: | 中央大学駿河台記念館 東京都千代田区神田駿河台 3-11-5 TEL:03(3292)3111 |
【主 催】 | (社)溶接学会マイクロ接合研究委員会環境問題研究会 |
【共 催】 | (社)高温学会加工・再生情報委員会,(社)日本溶接協会MS認定検定委員会, (社)日本溶接協会はんだ研究委員会,大阪大学先端科学技術共同研究センター |
【協 賛】 | 日本溶接協会,電気学会,電子情報通信学会,応用物理学会, エレクトロニクス実装学会,日本セラミックス協会,電気化学会, 映像情報メディア学会,日本金属学会,日本材料学会, 日本機械学会,精密工学会,日本電子材料工業会, 日本電子材料技術協会,電子情報技術産業協会(協賛依頼中を含む) |
開催趣旨
最新エレクトロニクスは機能向上のためにライフサイクルが短くなっており,
機能的には問題のない製品が廃棄される傾向が強まっています.
廃棄物減量のためにはリユース環境の整備,リサイクルしやすい構造の構築ならびに有効なリサイクル等が必要となります.
しかしながら,人件費の高い日本ではリユースはコスト高,
最新機器における環境対応は設計の遅れをもたらすと考えられることなどから,
実際にはリサイクル技術の向上が急がれます.
プリント基板には各種素材から構成される部品が多数実装されており,元来,
これらのリサイクルは資源有効利用や環境保護の観点からも重要ですが,
廃プリント基板のリサイクルでは経済原理に基づく処理が行われており,
貴金属を多く含むものは回収工程にのるがそれ以外は埋め立てられるのが通例です.
また,鉛などの有害物質不使用の動きとも連動して回収・リサイクル技術も有害物質フリーが望ましいことになります.
本シンポジウムでは先進エレクトロニクスにおいて,リユースとリサイクルのための現状および問題点を把握し,
低環境負荷型の資源有効循環利用システムを構築する観点からシンポジウムを開催することとしました.
参加費用:(資料代および消費税を含む)
主催・共催委員会登録会社
13,000円
協賛学協会参加会社
15,000円
一 般 参 加
18,000円
大学・国公立機関参加者
5,000円
申込方法:所定の用紙に必要事項(申込者氏名,連絡先住所,電話番号,FAX番号など)を記入し,
下記申込先に郵送またはファックスでお送り下さい.
《申込・問合せ先》
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町 1−11
社団法人溶接学会環境問題シンポジウム事務局松尾
TEL:03-3253-0488 FAX:03-3253-3059
E-mail:jws-ym@kt.rim.or.jp
申込締切日:大阪会場/11月1日,東京会場/11月21日
参加定員:大阪会場/150名,東京会場/230名(定員になり次第,締切ります)
プログラム(セッション名と講演件数)
【先進機器のリユース・リサイクル】 4件
【環境低負荷型機器の製造と利用】 2件
【プリント基板のリサイクル技術の新たな潮流】 5件
シンポジウムURL:http://www.jwes.or.jp/jp/shiki/ms/20011109-01.html
5 アドホック研究会「極超短パルスレーザプロセッシング」発足のお知らせ
平成10年度より発足したアドホック研究会について,応募のありました研究テーマの中から,
今回は,標記の研究会を発足することになりました.
本研究会につきましては記載の主査のもと下記のとおり構成されていますが,本研究会についてご興味のある会員は,
主査宛に直接ご連絡下さい.
なお,公募は適宜受け付けることにいたしております.
アドホック研究会として設立を希望する研究テーマをお考えの会員は,溶接学会事務局へお問い合わせ下さい.
特別研究会についても合わせてお問い合わせください.
1.目的と内容
近年,極超短パルス(パルス幅:フェムト秒〜1ピコ秒程度)レーザを用いた加工技術に関して研究が進められている.
例えば,極超短パルスレーザを金属等の物質表面に照射すると,従来のパルス(ナノ秒)レーザ照射時とは異なり,
材料加工部周辺に熱的損傷がほとんど形成されない非熱的なレーザ加工が可能になることが報告されている.
しかし,これらの報告における極超短パルスレーザ加工は,特定の材料のみに対して行われており,
現段階では,製造技術のプロセスとしてただちに応用できる状況には至っていない.
そこで,本研究会では,各研究機関で行われている極超短パルスレーザによる材料加工研究について調査し,
現状における問題点及び今後の課題をまとめることにより,将来極超短パルスレーザが実用的な材料加工に
有用な産業用レーザになりうる可能性について検証することを目的とする.
2.研究期間
平成13年開始月より1年間
3.主査及び委員構成
塚本雅裕主査(大阪大学),甲藤正人副査(近畿大学),松坂壮太幹事(千葉大学)
委員:阿部信行(大阪大学),瀬口正記(三菱電機),橋田昌樹(レーザー技術総合研究所)
4.研究問い合わせ先
大阪府茨木市美穂ヶ丘11-1
大阪大学接合科学研究所 塚本雅裕
Phone:06-6879-8674
FAX:06-6879-8689
Email:tukamoto@jwri.osaka-u.ac.jp
6 協賛等行事案内
●行事名
○開催日/申込締切 ■開催場所 □問い合わせ先
●講習会「すぐ役立つやさしい溶接技術」 〇平13.10.12 ■千葉県ガス石油会館(千葉) □日本溶接協会千葉県支部 TEL
043−246−5712
●第52回塑性加工連合講演会 〇平13.10.12〜14 ■フェニックス・プラザ(福井) □日本塑性加工学会 TEL
03−3435−8301
●第11回マイクロエレクトロニクスシンポジウム 〇平13.10.18〜19 ■大阪大学コンベンションセンター(豊中) □エレクトロニクス実装学会 TEL
03−5310−2010
●21世紀の計算科学と原子力を考える国内シンポジウム 〇平13.10.19 ■東京都中小企業振興公社(東京) □日本溶接協会 TEL
03−3257−1524
●第27回技術セミナー「材料の腐食寿命予測の基礎と応用」 〇平13.10.22 ■早稲田大学(東京) □腐食防食協会 TEL
03−5818−6765
●表面工学国際会議 Frontiers of Surface Engineering
2001(FSE 2001)Conference and Exhibition 〇平13.10.28〜11.1/5.1 ■名古屋国際会議場(名古屋) □名古屋大学 高井研 TEL
052−789−3251
●金属学会セミナー「エネルギー・環境保全機器材料の高温腐食および防食の基礎と実際」 〇平13.10.30〜31 ■東京工業大学(東京) □日本金属学会 TEL
022−223−3685
●シンポジウム「車両軽量化技術の最前線」 〇平13.11.5 ■新日鉄幕張研修センター(千葉) □自動車技術会 TEL
03−3262−8214
●第10回溶射総合討論会 〇平13.11.8〜9 ■メルパルク長野(長野) □高温学会 TEL
06−6877−5111(内 9337)
●第9回機械材料・材料加工技術講演会 〇平13.11.8〜9 ■琉球大学(沖縄) □琉球大学 橋本功 FAX
098−895−8607
●シンポジウム「原子力エネルギーの高効率安全利用と材料システムインテグレーション」 〇平13.11.9 ■東京大学(東京) □日本金属学会 TEL
022−223−3685
●日本学術会議第8回界面シンポジウム「光エネルギー利用法の新しい展開」 〇平13.11.13 ■日本学術会議(東京) □界面科学技術機構 TEL
0463−61−6221
●フラクトグラフィ講演会 〇平13.11.13〜14 ■大阪科学技術センター(大阪) □日本材料学会 TEL
075−761−5321
●講習会「鋼構造接合部設計指針」 〇平13.11.13 (東京,建築会館ホール),11.20 (福岡,福岡建設会館),11.22 (名古屋,昭和ビル),11.27 (大阪,建設交流館),12.4 (高松,高松テレサ),12.6 (札幌,ホテルノースシティ) □日本建築学会 TEL
03−3456−2057
●第18回材料・構造信頼性シンポジウム「不確定性時代の意思決定」 〇平13.11.14〜15 ■ファインセラミックスセンター(名古屋) □日本材料学会 TEL
075−761−5321
●第21回疲労講座「疲労特性の解析疲労設計」 〇平13.11.16 ■香川大学(高松) □日本材料学会 TEL
087−832−1023
●第27回腐食防食入門講習会 〇平13.11.27〜28 ■東京工業大学(東京) □腐食防食協会 TEL
03−5818−6765
●第13回傾斜機能材料シンポジウム 〇平13.11.29 ■阪大荒田記念館(茨木) □大阪大学 宮本欽生 TEL
06−6879−8693
●第9回鋼構造シンポジウム 〇平13.11.29〜30/5.7 ■東京ファッションタウン(東京) □日本鋼構造協会 TEL
03−3212−0875
●金属学会セミナー「パソコンで学ぶ材料工学」 〇平13.12.3〜4 ■日本電気(東京) □日本金属学会 TEL
022−223−3685
●2nd International Symposium on Environmentally Conscious
Design and Inverse Manufacturing 〇平13.12.12〜15 ■東京ビッグサイト(東京) □Eco
Design 2001事務局 TEL 03−5814−1430
●第39回高温強度シンポジウム 〇平13.12.13〜14 ■長崎全日空ホテル(長崎) □日本材料学会 TEL
075−761−5321
●第22回IDDRG会議 〇平14.5.20〜24 ■名古屋国際会議場(名古屋) □理化学研究所 林 英 TEL
048−467−9316
●DIS’02国際会議「先端材料およびその接合体の界面設計」 〇平14.11.21〜28 ■大阪大学接合科学研究所(吹田) □大阪大学 奈賀正明 TEL
06−6879−8649