溶接学会誌  2001年 Vol.70,No.2
会  告




●平成13年度秋季全国大会「研究発表」講演募集
●溶接学会全国大会講演分類
●全国大会講演概要原稿執筆要領
●Guide to Preparation of manuscript for the National Meeting
●全国大会講演プログラム校正の電子化(試行)について
●平成13年度秋季全国大会フォーラム開催案内
●平成13年度溶接工学夏季大学
●協賛等行事案内


1 平成13年度秋季全国大会「研究発表」講演募集
申込〆切:平成13年6月1日
原稿〆切:平成13年8月1日
概要集原稿の締切は皆さんのご要望により事務処理期間を大幅に短縮し,申込締切と分離して大会2か月前とすることにいたしました.
 従いまして,申込者各位におかれましては,くれぐれも期日を厳守くださるようお願いいたします.
 原稿締切から概要集発行までぎりぎりの時間しかありませんので,期限切れ及び不備な原稿は不本意ながら掲載をお断りし,その部分白紙のまま発行することになりますのであらかじめご了承ください. また,プログラム編成後の申込取消は修正不可能ですのでプログラム及び概要集にはその旨記載され,その部分ブランクのまま発表されますのでご了承ください.

 平成13年度秋季全国大会を下記のとおり開催いたしますから,この大会で「研究発表」講演をご希望の方は申込要領に従ってお申込ください.
開催期日 平成13年10月10日(水),11日(木),12日(金)
開催場所 ホテル東日本盛岡(盛岡市)
-講演申込募集-
1. 申込締切:平成13年6月1日(金)
       (当日到着までを有効とします)
2. 申込資格:申込者は正員であること.連名の場合,講演者は正員(学生員も認める)でなければなりません.
3. 申込方法:下記を取り揃え,所定の期日までに提出してください(所定の用紙類は本誌に綴じ込んであります).同一大会での連続報告は2報までですのでご注意ください.
 (1) 講演申込書:所定の用紙を使用し,所定事項を洩れなく記入してください.
 (2) 講演登録料:1件について4,000円をご納入ください.送金は必ず現金書留郵便でお願いいたします.登録料は講演申込が取り消されても返却いたしませんのでご了承ください.
※大会参加費(会員2,000円,非会員4,000円,学生無料)は大会当日別途申し受けますのでご留意ください.なお,講演概要集(5,000円)は別売となります.
 (3) 受付済通知書:所定の用紙(郵便ハガキ形式)に指定事項(用紙に記載)を記入してください.
4. 原稿〆切:平成13年8月1日(水)(くれぐれも期日を厳守してください)
5. 講演概要原稿:必ず本会所定の原稿用紙を使用し,「全国大会講演概要原稿執筆要領」に従って作成してください.原稿用紙は常時販売していますので随時購入できます.
   原稿用紙代1組(2枚)50円
   発送料2組まで200円,10組まで270円,25組まで390円
   郵送による申込みの場合には原稿用紙代と郵送料に封筒貼付用の宛先カード(15×10cm程度,宛先明記)を添えて現金書留で申込むこと.
6. 発表時間:講演10分,討論5分
7. 講演申込の確認:申込を受付けますとただちに講演申込受付済通知書を発行したします.
8. 講演申込の取り消しについて
   講演申込締切り後ただちにプログラム編成を行います.プログラム編成後の取り消しは他の講演申込者に多大の迷惑を及ぼしますのでくれぐれも慎んで下さい.
9. 付帯器具の申込み:講演に必要な器具(フィルム映写機,VTR等)は遅くとも大会1カ月前までにお申出ください.大会直前に申し出られましても準備できかねる場合があります.同様器具を持ち込まれる場合も事前にお申出ください.会場の都合で設営できない場合があります.(OHPは常備します.なお,スライド使用の場合は,操作は講演者側でお願いします.)
10. 申込み先:〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-11
       溶接学会 全国大会係 電話 (03)3253-0488
電話による申込及び締切り以後の申込は一切受付けませんのでご注意ください.


2 溶接学会全国大会講演分類

分類記号
・番号
項      目
備  考
分類記号
・番号
項      目
備  考



A
溶接・接合プロセス
含機器
E
新材料接合部の諸特性
1
溶融溶接(1):アーク溶接,ガス溶接
1
セラミックス
2
溶融溶接(2):高エネルギービーム溶接
2
複合材料
3
圧接(1):抵抗溶接
3
機能材料
4
圧接(2):摩擦,超音波,爆接など
4
高分子材料
5
固相接合,拡散接合
5
その他
6
接着,ウエルドボンド
F
溶接・接合部の強度・破壊と設計
7
ろう接:ろう付,はんだ付
1
溶接・接合部の応力,変形
含残留応力
8
マイクロ接合
2
溶接・接合部の静的強度
9
機械的接合:リベット,ボルト継手など
3
破壊靱性,き裂(発生,進展)
10
その他
4
疲労強度,疲労き裂
B
表面改質及び熱加工プロセス
含機器
5
環境強度,クリープ
1
成膜(1)肉盛,溶射,めっき
6
溶接・接合設計(強度計算など)
2
成膜(2):PVD,CVD,イオンミキシング
7
信頼性,安全性評価
3
成形:焼結,HIP,鋳ぐるみなど
8
劣化診断,寿命予測
4
切断,ガウジング,穴あけ加工など
9
その他
5
その他:焼き入れ,グレージング,封孔処理など
G
品質保証,施工管理
C
制御・システム工学
1
品質保証,工程設計など
1
センサ,モニタ,計測技術
2
安全・衛生,教育,訓練
2
インプロセス制御技術,品質制御技術
3
非破壊検査,同機器
3
ロボット工学・技術
4
生産設備など
4
自動化,システム化技術
5
CAD,CAM,FA
H
接合技術の新しい展開
6
その他:新技術,新システムなど
1
新接合技術
D
金属材料の溶接・接合部,表面改質部の特性
2
3
新熱源開発,同応用
新素材開発
溶接・接合工学に基づく技術
1
溶接・接合部並びに表面改質部の物理化学
4
加工技術
2
溶接・接合部並びに表面改質部の組織及び機械的性質
含鋼材,溶接材料など
5
その他
3
耐食性,耐環境性
I
溶接・接合技術の各産業分野への展開
4
低温割れ,高温割れ,応力腐食割れなど
1
製品開発
5
気孔,スラグ巻き込みなどの欠陥
2
生産,製造,施工,組立など
6
その他
3
その他


3 溶接学会全国大会講演概要原稿執筆要領(キーワードを記入下さい)
 講演概要は,提出された原稿をそのままB5版(約2/3)に縮写しオフセット印刷しますので,原稿は必ず下記要領に従ってください.
 なお,この要領に記載していない事項については,「溶接学会投稿規定及び執筆要領」に従ってください.
1. 原稿用紙
本会所定のものに限ります.
1ページ目は,題目,勤務先(研究場所),氏名,英文タイトル,英文著者名,キーワード,本文などの印刷してある用紙(A)を使用してください.
(原稿用紙にすでに印刷してある文字は印刷の際は写りません)
2. 原稿の長さ 題目(和英両文),勤務先,著者名(和英両文),キーワード(和英両文)本文,図表及び写真を含めて,原稿用紙2枚(A,B)にできるだけ余白を残さずに書いてください.
字数は,40字×37行×2枚=2,960字(タイトル等に約360字,本文は約2,600字)です.
3. 原稿の書き方
イ.題目,勤務先,著者名,キーワード
原稿用紙(A)の所定の場所にそれぞれのレイアウトを考えて書いてください.
題目はできるだけ簡潔に願います.
(副題をつけるときは溶接学会執筆要領に従い間違いのないように記載して下さい)
著者連名の場合は,講演をする著者名の頭に○印をつけてください.
英文タイトル及び著者名は,次の例のように書いてください.
Study on Plasma Welding
by Fuyuhiko Akiyama and Haruki Natsukawa
キーワードは次の例のように3〜5ワード書いて下さい.
キーワード:アーク,凝固,割れ,疲労Keywords:arc,plasma,physics
ロ.本 文
原稿用紙(A)12行目から(B)いっぱいに原稿用紙のコマに合わせて黒色で書いてください.また,タイプライター,ワープロ使用の場合,用紙の枠いっぱいにコマ数(40字×37行)だけ打ってください.(全体の字数が超過しなければ,行数,一行の字数の多少の変動はかまいません)
オフセット印刷であることを考えて,文字,図表は鮮明に書いてください.鉛筆書きは,原稿取り扱い中に消滅の恐れがあることと刷り上がりがよくないので使用しないでください.また,ボールペンも字の輪郭がぼやけ,刷り上がりが汚くなることがあります.
レイアウトに際しては,概要集全体の体裁を考えて,行頭,端末の不揃いや枠のはみ出し・余白がないよう十分に注意してください.
文字の大きさは,刷り上がりが約2/3に縮刷されることを考慮して,大き過ぎあるいは小さ過ぎることのないようご注意願います.
大体,原稿用紙のコマに多少隙間をつけて書けば刷り上がりがきれいになります.
ハ.図表及び写真
図表及び写真は,縮尺(約2/3)を考慮した大きさにして関連する本文の近い場所に貼付してください.
または,直接原稿用紙に書き込んでも結構です.図表挿入の際はくれぐれも枠をはみ出さないようご注意願います.
なお,顕微鏡写真など縮尺を記入する必要があるものは,刷り上がりが2/3になることを計算して記入してください.
図表及び写真には,Fig.1,Table 1などのように番号を付し,表題,説明(Caption)は英文で書いてください.
(写真はPhotoでなくFig.としてください)
4. 校 正
校正は(著者,編集者とも)いたしませんから,誤字,脱字のないよう原稿の時点で十分注意してください.書き損じた場合は,用紙を汚さないよう注意して修正してください.
(汚れはそのまま刷り上がりますので,白色の修正液を用いるか,できるだけ原稿用紙と同質同光沢の用紙を貼って修正してください.紙を貼って修正する場合,下の字が透けないよう注意してください.)
5. 原稿の提出
全国大会研究発表講演募集要領(会誌2号,6号で会告します)に従って期日までご提出ください.
 なお,原稿を郵送する場合は,折れ曲がらないように厚紙を添え,封筒の表に講演番号を明記し,「全国大会講演概要原稿」在中と書いてお送りください.

〔原稿見本〕
(  )       プラズマ溶接の研究
    ・↑
   講演番号
日本工科大学 ○秋山 冬彦  
   (本会で記入)
世界電機梶@  夏川 春樹  

Study on Plasma Welding
by Fuyuhiko Akiyama and Haruki Natsukawa
キーワード:アーク,凝固,割れ,疲労 Keywords:arc,plasma,physics
   本文(12行目から)→
    本研究は,プラズマジェットを用いる溶接法について……
   ↑
   1〜2字アケル


4 Guide to Preparation of manuscript for the National Meeting
 Manuscripts for the national meeting of JWS should be made with the manuscript papers designated by JWS.
 Manuscripts are photographed without any proof-reading and reduced in size of about 2/3 for printing and published as ・Preprint of the National Meeting of JWS".
 1. Manuscript papers
 The manuscript papers designed by JWS are available from JWS office.
 The manuscript papers consist of two sheets,marked A and B,in A4 size.Letters and drawings on the sheets disappear in the printing operation.
 2. Length of manuscripts
 Title,authors names,affiliations,keywords,text,figures,tables,photographs,references etc should be written on the two sheets,more precesely within the outer frame drawing on the sheets.
 3. Instruction for preparation
 Manuscripts should be made clearly with a type writer or word processor with black ink.
 Figures and tables should be clear even after the reduction for printing.
 a) Title,names,affiliations
 Title should be filled in the designated place of the sheet A.Authors names and affiliations should be filled in the lines between 3 and 7 of the sheet A.
 Title is recommended to be informative and brief.Authors names are full first names followed by the initial of middle and family names.Affiliation is the name of the organization author is working with.Speaker is identified with a circle in the front of name.
 Keywords (3〜5 words) should be noted
 b) Text
 Text begins at the line 12 of the sheet A.Letters should be larger than 10 point.Line space is single.Text shall be arranged within the outer frame drawing on the sheets.Trade names should not be used.
 c) Tables and figures
 Tables and figures should be typed directly or adhered to the sheets within the outer frame drawing on the sheets.Photograph is classified as a figure.Tables and figures have the consecutive numbers and captions.Quantity is given in Sl units.
 4. Proofreading
 Proofreading is not given by the editor.
 5. Submission of manuscripts
 Manuscripts should be maled to JWS office in an envelope,with a red note ・Manuscript for the National Meeting" on its face surface.It is advised to put a hard sheet in the evevelope to avoid any damage of manuscripts by bending during handling.


-SAMPLE (reduced in size)-
PLASTIC CONSTRAINT EFFECT ON FRACTURE BEHAVIOR
OF A NOTHCED SPECIMEN WITH SIDE GROOVE
PART I:ANALYTICAL CONSIDERATIONS OF THE STRESS FIELDS

MOHAMED EI-Shenawy,Fumiyoshi Minami,Masao Toyoda
Department of Welding and Production Engineering
Osaka University,Japan

Kazusige Arimochi
Sumitomo Metal Industries,Japan
Keywords:fracture,toughness,plstic coxstraint
INTRODUCTION
 Fracture mechanics approach is applied to evaluate the fracture strength of structur respect to the unstable cleavage fracture,plastic constraint is believed to be a major fact resistance because stress fields are strongly dependent on the constraint condition toughness of the material is decreased with increasing the degree of plastic constra


5 全国大会講演プログラム校正の電子化(試行)について
全国大会運営委員会

 下記により,平成12年度秋季全国大会より「研究発表講演者」向け大会プログラムの校正を一部電子化(PDF化)し,ホ-ムペ-ジ上での校正刷りの閲覧を試行しておりますので,希望される講演者は,所定の全国大会講演発表申込み用紙(本誌2,6号綴じ込み)のEメ-ル欄にEメールアドレスを記入し,お申込みください.Eメ-ルアドレスの記入がない講演者には,従来どおり校正刷りを郵送いたしますので,Eメ-ル欄は空白のままお申込みください.

 1. 校正開示
  大会プログラムの印刷用版下が完了後,講演者宛にEメールにてご通知いたします.(校正刷りの郵送はいたしません.)
2. 使用ソフト
 アドビ社製アクロバットリーダー.バージョン4.0
(ウィンドウズまたはマッキントッシュ対応)
  無料ダウンロ-ドアドレス http://www.adobe.co.jp/produkts/acrobat/readstep.html.
  また,現在アクロバットリーダー バ-ジョン3.0 の方は4.0にアップグレードしてください.
3. 開示場所
  http://www.jpp.co.jp/●yosetu
4. 校正方法
   開示場所にて閲覧し,ダウンロードのあとプリントアウトしてください.該当箇所を校正のうえ溶接学会宛FAX(03-3253-3059)にて送信ください.Eメ-ルでの送信はご遠慮ください.
5. アクロバットリーダーの操作に関する問い合わせ先
  日本印刷出版梶@電算室
  Tel 06-6441-0075 Eメール kobayasi@jpp.co.jp


6 平成13年度秋季全国大会フォーラム論文募集
主 題:界面接合の新しい可能性を開く
座 長:池内建二(大阪大学),雀部謙(金属材料技術研究所),土屋和之(石川島播磨重工(株)),高橋康夫(大阪大学)
 ろう付,拡散接合(固相接合一般),溶射などの接合技術は,表面・界面現象が接合機構に深く関与し,また接合部特性に強い影響を及ぼすことより,界面接合と総称されている.これらは,一般の溶融溶接に比べて,接合部の溶融を避けたり,あるいは非常に狭い領域に限ることが可能であり,セラミックス,非晶質,複合材料などの溶融や熱影響による劣化を嫌う新素材の接合法として大いに注目されてきた.近年,金属およびセラミックス系の新素材の開発は成熟傾向を呈しているが,界面接合はその実用化に大きく寄与し,またこれに伴う未解決の問題も少なからず残してはいる.
 しかし,界面接合の可能性は,その実用例を見れば分かるように,新素材の接合法のみに留まるものでない.特に近年,界面接合の適用分野を大幅に拡大すると期待される,新プロセスや新手法の開発が数例見受けられる.摩擦撹拌接合は,その一例である.対環境技術では,様々の製品に界面接合が適用されている.また将来の発展が期待される精密・微細加工の分野においても,界面接合は重要な役割を果たすと期待される.さらに情報技術の導入による接合プロセスの高度化や製品の信頼性向上は,界面接合の新しい適用分野を拓くかも知れない.
 新世紀に向かって,このような界面接合の活用の一層の充実・発展を図るためには,高コストや低生産性などの欠点を克服し,その知られざる効用を生かし,新しい技術や分野に挑戦して行くことが必要であろう.本フォーラムは,このような観点から,下に挙げた討論項目に注目し,界面接合の将来を展望しようとするものである.
 ここに挙げた項目以外にも,適切と思われるものが有れば,採用して行きますので,それらも含めて積極的な講演応募および討論参加をお願い致します.また,関連した新製品紹介なども,トピックスとして大いに歓迎します.

日 時:平成13年10月10〜12日
場 所:ホテル東日本盛岡(盛岡市)
討論項目:
1. 経済性,大量生産性
2. 対環境性
3. 新プロセス,新素材
4. 情報技術
5. 精密・微細加工
6. その他
講演申込み方法:著者名,タイトル,アブストラクト(400字),連絡先を明記の上FAXにて溶接学会(FAX:03-3253-3059)までお申し込み下さい.
申込締切日:平成13年4月16日
講演採否:お申込いただいた講演の採否は直接申込者にお知らせします.
原稿締切日:平成13年8月1日
 採択された講演者は所定のオフセット用原稿用紙4枚以内(表,図,写真等を含む)で原稿を作成し,期日までにご提出下さい.提出いただいた原稿は溶接学会全国大会講演概要No.69に掲載致します.なお,講演時間は1件15分程度を予定しています.原稿作成・講演方法など詳細は座長より連絡されます.


7 平成13年度溶接工学夏季大学
「材料物の高機能化に対する溶接・接合技術の応用」
開催日:平成13年7月17日(火),18日(水),19日(木)
開催場所:大阪科学技術センター 小ホール(8階)
開催趣旨:
 溶接・接合は,製品の加工や組立工程において必要不可欠な技術です.しかし,熟練した溶接技能者が不足する傾向にある現在,それら技術の継承は産業界の大きな課題となっております.さらに,製品の高度化,多様化に伴い,溶接・接合技術は単に”物をつなぐ技術”にとどまらず,材料や製品の品質や機能を高め,あるいは新材料の創成にも有効な技術として重視されるようになってまいりました.しかし,それら溶接・接合技術の高度化を達成するには,冶金,力学,加工プロセスなどに関する基礎的かつ広範な知識と経験が必要とされます.このような状況を鑑み,溶接学会では,多年にわたって溶接工学夏季大学を開校し,溶接・接合の基礎から応用までを様々な角度から講義し,その普及に努めてまいりました.
 本年度の夏季大学では,”材料・構造における知的溶接・接合技術と高機能化”という主題のもとに,材料と構造の高機能化を果たすための溶接・接合設計のインテリジェント化,ならびにその将来に向けての展望をテーマにして,溶接・接合の基礎から応用に至るまでを最新の情報も交えて平易をに解説致します.会員各位および関係技術者,研究者の方々の多数のご参加を希望いたします.
講義内容(案):
接合・溶接の基礎
平成13年7月17日(火)
 (1) 溶接法の基礎
(13:00〜14:30)
 (2) レーザ溶接による溶接と機能化加工
(14:50〜16:20)
知的技術と高機能化
平成13年7月18日(水)
 (3) 機能化のための材料科学
(10:30 〜12:00)
 (4) 複合材料の破壊と力学
(13:00〜14:30)
 (5) 工作精度管理のための溶接変形シュミレーション
(14:50〜16:20)
実際問題への応用
平成13年7月19日(木)
 (6) 拡散接合の基礎と応用
(10:30〜12:00)
 (7) 大型構造物における知的溶接・接合設計
(13:00〜14:30)
 (8) 薄板溶接施工の基礎とインテリジェント化
(14:50〜16:20)
受講料:40,000円(溶接学会会員,協賛学協会会員)
    50,000円(一般)
   5,000円(学生)
定 員:100名(申込み先着順)
(詳細は次号に掲載いたします)

8 協賛等行事案内
●行事名
○開催日/申込締切 ■開催場所 □問い合わせ先

●シンポジウム「マグネシウムの基礎と工業的応用」  〇平13.3.13 ■東京大学先端科学技術研究センター(東京) □日本金属学会 TEL 022-223-3685
●講習会「ステンレス鋼とチタンの溶接施工技術の実際とその応用」  〇平13.3.21 ■かながわ労働プラザ(川崎) □日本溶接協会神奈川支部 TEL 044-233-8367
●The Second International Symposium on Laser Precision Microfabrication (LPM 2001)  〇平13.5.16〜18 ■Department of Electrical Engincering,Naional University of Singapore □レーザ熱加工研究会 TEL 06-6879-7534
●創立50周年記念国際研究集会―21世紀の材料学―  〇平13.5.21〜26 ■大阪大学コンベンションセンター(吹田) □日本材料学会 TEL 075-761-5321
●平成13年度塑性加工春季講演会  〇平13.5.25〜27/平13.1.26 ■東京大学(東京) □日本塑性加工学会 TEL 03-3402-0849
●第6回日本計算工学会講演会  〇平13.5.30〜6.1/平13.1.26 ■法政大学ボアリナードタワー(東京) □日本計算工学会 TEL 03-3263-6014
●第7回画像センシングシンポジウム  〇平13.6.6〜8 ■パシフィコ横浜(横浜) □画像センシング技術研究会 TEL 03-3367-0571
●第4回熱応力に関する国際会議  〇平13.6.8〜11 ■大阪工業大学(大阪) □大阪府立大学 谷川義信 TEL 0722-54-9208
●第39回日本接着学会年次大会  〇平13.7.5〜6 ■金沢工業大学(石川) □日本接着学会
    TEL 06-6634-7561
●第25回電離気体現象国際会議  〇平13.7.17〜22 ■名古屋国際会議場(名古屋) □名古屋大学 後藤俊夫 TEL 052-789-3314
●第16回海洋工学シンポジウム「海洋―これからの100年」  〇平13.7.18〜19 ■船の科学館(東京)
   □横浜国立大学 村井基彦 TEL 045-339-4098
●第24回材料講習会「材料設計とシミュレーション」  〇平13.9.11〜12 ■京都大学メディアセンター(京都) □日本材料学会 TEL 075-761-5321
●第9回鋼構造シンポジウム  〇平13.11.29〜30/5.7 ■東京ファッションタウン(東京) □日本鋼構造協会 TEL 03-3212-0875
●2nd International Symposium on Environmentally Conscious Design and Inverse Manufacturing
    〇平13.12.12〜15 ■東京ビッグサイト(東京) □Eco Design 2001事務局 TEL 03-5814-1430