会 告
溶接学会誌 第68巻(1999)第6号

●平成12年度春季全国大会「研究発表」講演募集
●溶接学会全国大会講演分類
●全国大会講演概要原稿執筆要領
●Guide to Preparation of manuscript for the National Meeting
●平成12年度春季全国大会フォーラム論文募集
●協賛等行事案内

平成12年度春季全国大会「研究発表」講演募集

申込〆切:平成11年11月30日
原稿〆切:平成12年2月1日

概要集原稿の締切は皆さんのご要望により事務処理期間を大幅に短縮し,申込締切と分離して大会2か月前とすることにいたしました.
従いまして,申込者各位におかれましては,くれぐれも期日を厳守くださるようお願いいたします.
原稿締切から概要集発行までぎりぎりの時間しかありませんので,期限切れ及び不備な原稿は不本意ながら掲載をお断りし,その部分白紙のまま発行することになりますのであらかじめご了承ください.
また,プログラム編成後の申込取消は修正不可能ですのでプログラム及び概要集にはその旨記載され,その部分ブランクのまま発表されますのでご了承ください.

平成12年度春季全国大会を下記のとおり開催いたしますので,この大会で「研究発表」講演をご希望の方は申込要領に従ってお申込ください.
開催期日 平成12年4月12日(水),13日(木),14日(金)
開催場所 コスモスクエア国際交流センター(大阪)


−講演申込募集−
1. 申込締切:平成11年11月30日(火)
(当日到着までを有効とします)
2. 申込資格:申込者は正員であること.連名の場合,講演者は正員(学生員も認める)でなければなりません.
3. 申込方法:下記を取り揃え,所定の期日までに提出してください(所定の用紙類は本誌に綴じ込んであります).
同一大会での連続報告は2報までですのでご注意ください.
(1) 講演申込書:所定の用紙を使用し,所定事項を洩れなく記入してください.
(2) 講演登録料:1件について4,000円をご納入ください.送金は必ず現金書留郵便でお願いいたします.
登録料は講演申込が取り消されても返却いたしませんのでご了承ください.
※大会参加費(2,000円)は,大会当日別途申し受けますのでご留意下さい.
(3) 受付済通知書:所定の用紙(郵便ハガキ形式)に指定事項(用紙に記載)を記入してください.
(4) 英文概要:当分の間不要といたします.
4. 原稿〆切:平成12年2月1日(火)(くれぐれも期日を厳守してください)
5. 講演概要原稿:必ず本会所定の原稿用紙を使用し,「全国大会講演概要原稿執筆要領」に従って作成してください.
原稿用紙は常時販売していますので随時購入できます.
原稿用紙代1組(2枚)50円
発送料2組まで190円,10組まで270円,25組まで390円
郵送による申込みの場合には原稿用紙と郵送料に封筒貼付用の宛先カード(15×10cm程度,宛先明記)を添えて現金書留で申込むこと.
6. 発表時間:講演10分,討論5分
7. 講演申込の確認:申込を受けますとただちに講演申込受付済通知書を発行いたします.
8. 講演申込の取り消しについて
講演申込締切り後ただちにプログラム編成を行います.
プログラム編成後の取り消しは他の講演申込者に多大の迷惑を及ぼしますのでくれぐれも慎んで下さい.
9. 付帯器具の申込み:講演に必要な器具(フィルム映写機,VTR等)は遅くとも大会1カ月前までにお申出ください.
大会直前に申し出られましても準備できかねる場合があります.
同様器具を持ち込まれる場合も事前にお申出ください.会場の都合で設営できない場合があります.
(OHPは常備します.なお,VTR使用の場合は,操作は講演者側でお願いします.)
10. 申込み先:〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-11
社団法人 溶接学会 全国大会係
電話 (03)3253-0488

電話による申込及び締切り以後の申込は一切受付けませんのでご注意ください.

溶接学会全国大会講演分類

A
溶接・接合プロセス
含機器
E
新材料接合部の諸特性

1
溶融溶接1:アーク溶接,ガス溶接

1
セラミックス

2
溶融溶接2:高エネルギービーム溶接

2
複合材料

3
圧接1:抵抗溶接

3
機能材料

4
圧接2:摩擦,超音波,爆接など

4
高分子材料

5
固相接合,拡散接合

5
その他

6
接着,ウエルドボンド

F
溶接・接合部の強度・破壊と設計

7
ろう接:ろう付,はんだ付

1
溶接・接合部の応力,変形
含残留応力

8
マイクロ接合

2
溶接・接合部の静的強度

9
機械的接合:リベット,ボルト継手など

3
破壊靱性,き裂(発生,進展)

10
その他

4
疲労強度,疲労き裂

B
表面改質及び熱加工プロセス
含機器
5
環境強度,クリープ

1
成膜1:肉盛,溶射,めっき

6
溶接・接合設計(強度計算など)

2
成膜2:PVD, CVD,イオンミキシング

7
信頼性,安全性評価

3
成形:焼結,HIP,鋳ぐるみなど

8
劣化診断,寿命予測

4
切断,ガウジング,穴あけ加工など

9
その他

5
その他:焼き入れ,グレージング,封孔処理など

G

品質保証,施工管理

C
制御・システム工学

1
品質保証,工程設計など

1
センサ,モニタ,計測技術

2
安全・衛生,教育,訓練

2
インプロセス制御技術,品質制御技術

3
非破壊検査,同機器

3
ロボット工学・技術

4
生産設備など

4
自動化,システム化技術

5
CAD, CAM, FA

H
接合技術の新しい展開

6
その他:新技術,新システムなど

1
新接合技術

D
金属材料の溶接・接合部,表面改質部の特性

2
3
新熱源開発,同応用
新素材開発
溶接・接合工学に基づく技術

1
溶接・接合部並びに表面改質部の物理化学

4
加工技術

2
溶接・接合部並びに表面改質部の組織及び機械的性質
含鋼材,溶接材料など
5
その他

3
耐食性,耐環境性

I
溶接・接合技術の各産業分野への展開

4
低温割れ,高温割れ,応力腐食割れなど

1
製品開発

5
気孔,スラグ巻き込みなどの欠陥

2
生産,製造,施工,組立など

6
その他

3
その他

溶接学会全国大会講演概要原稿執筆要領

講演概要は,提出された原稿をそのままB5版(約2/3)に縮写しオフセット印刷しますので,原稿は必ず下記要領に従ってください.
なお,この要領に記載していない事項については,「溶接学会投稿規定及び執筆要領」に従ってください.
1. 原稿用紙
本会所定のものに限ります.
1ページ目は,題目,勤務先(研究場所),氏名,英文タイトル,英文著者名,本文などの印刷してある用紙(A)を使用してください.
(原稿用紙にすでに印刷してある文字は印刷の際は写りません)

2. 原稿の長さ
題目(和英両文),勤務先,著者名(和英両文),本文,図表及び写真を含めて,原稿用紙2枚(A, B)にできるだけ余白を残さずに書いてください.
字数は,40字×37行×2枚=2,960字(タイトル等に約360字,本文は約2,600字)です.

3. 原稿の書き方
イ.題目,勤務先,著者名
原稿用紙(A)の所定の場所にそれぞれのレイアウトを考えて書いてください.
題目はできるだけ簡潔に願います.
(副題をつけるときは溶接学会執筆要領に従い間違いのないように記載して下さい)
著者連名の場合は,講演をする著者名の頭に○印をつけてください.
英文タイトル及び著者名は,次の例のように書いてください.
Study on Plasma Welding
by Fuyuhiko Akiyama and Haruki Natsukawa
ロ.本 文
原稿用紙(A)10行目から(B)いっぱいに原稿用紙のコマに合わせて黒色で書いてください.また,タイプライター,ワープロ使用の場合,用紙の枠いっぱいにコマ数(40字×37行)だけ打ってください.(全体の字数が超過しなければ,行数,一行の字数の多少の変動はかまいません)
オフセット印刷であることを考えて,文字,図表は鮮明に書いてください.鉛筆書きは,原稿取り扱い中に消滅の恐れがあることと刷り上がりがよくないので使用しないでください.また,ボールペンも字の輪郭がぼやけ,刷り上がりが汚くなることがあります.
レイアウトに際しては,概要集全体の体裁を考えて,行頭,端末の不揃いや枠のはみ出し・余白がないよう十分に注意してください.
文字の大きさは,刷り上がりが約2/3に縮刷されることを考慮して,大き過ぎあるいは小さ過ぎることのないようご注意願います.
大体,原稿用紙のコマに多少隙間をつけて書けば刷り上がりがきれいになります.
ハ.図表及び写真
図表及び写真は,縮尺(約2/3)を考慮した大きさにして関連する本文の近い場所に貼付してください.
または,直接原稿用紙に書き込んでも結構です.図表挿入の際はくれぐれも枠をはみ出さないようご注意願います.
なお,顕微鏡写真など縮尺を記入する必要があるものは,刷り上がりが2/3になることを計算して記入してください.
図表及び写真には,Fig. 1, Table 1などのように番号を付し,表題,説明(Caption)は英文で書いてください.
(写真はPhotoでなくFig.としてください)

4. 校 正
校正は(著者,編集者とも)いたしませんから,誤字,脱字のないよう原稿の時点で十分注意してください.書き損じた場合は,用紙を汚さないよう注意して修正してください.
(汚れはそのまま刷り上がりますので,白色の修正液を用いるか,できるだけ原稿用紙と同質同光沢の用紙を貼って修正してください.紙を貼って修正する場合,下の字が透けないよう注意してください.)

5. 原稿の提出
全国大会研究発表講演募集要領(会誌2号,6号で会告します)に従って期日までご提出ください.
なお,原稿を郵送する場合は,折れ曲がらないように厚紙を添え,封筒の表に「全国大会講演概要原稿」在中と書いてお送りください.講演番号を明記ください.

〔原稿見本〕

( ) プラズマ溶接の研究

講演番号 日本工科大学 ○秋山 冬彦
(本会で記入)世界電機 夏川 春樹
Study on Plasma Welding
by Fuyuhiko Akiyama and Haruki Natsukawa
本文(10行目から)→
本研究は,プラズマジェットを用いる溶接法について……

1〜2字アケル

Guide to Preparation of manuscript for the National Meeting


Manuscripts for the national meeting of JWS should be made with the manuscript papers designated by JWS.
Manuscripts are photographed without any proof-reading and reduced in size of about 2/3 for printing and published as ・Preprint of the National Meeting of JWS".
1. Manuscript papers
The manuscript papers designed by JWS are available from JWS office.
The manuscript papers consist of two sheets, marked A and B, in A4 size. Letters and drawings on the sheets disappear in the printing operation.
2. Length of manuscripts
Title, authors names, affiliations, text, figures, tables, photographs, references etc should be written on the two sheets, more precesely within the outer frame drawing on the sheets.
3. Instruction for preparation
Manuscripts should be made clearly with a type writer or word processor with black ink.
Figures and tables should be clear even after the reduction for printing.
a) Title, names, affiliations
Title should be filled in the designated place of the sheet A. Authors names and affiliations should be filled in the lines between 3 and 7 of the sheet A.
Title is recommended to be informative and brief. Authors names are full first names followed by the initial of middle and family names. Affiliation is the name of the organization author is working with. Speaker is identified with a circle in the front of name.
b) Text
Text begins at the line 9 of the sheet A. Letters should be larger than 10 point. Line space is single. Text shall be arranged within the outer frame drawing on the sheets. Trade names should not be used.
c) Tables and figures
Tables and figures should be typed directly or adhered to the sheets within the outer frame drawing on the sheets. Photograph is classified as a figure. Tables and figures have the consecutive numbers and captions. Quantity is given in Sl units.
4. Proofreading
Proofreading is not given by the editor.
5. Submission of manuscripts
Manuscripts should be maled to JWS office in an envelope, with a red note ・Manuscript for the National Meeting" on its face surface. It is advised to put a hard sheet in the evevelope to avoid any damage of manuscripts by bending during handling.

−SAMPLE (reduced in size)−
PLASTIC CONSTRAINT EFFECT ON FRACTURE BEHAVIOR
OF A NOTHCED SPECIMEN WITH SIDE GROOVE
PART I: ANALYTICAL CONSIDERATIONS OF THE STRESS FIELDS
MOHAMED EI-Shenawy, Fumiyoshi Minami, Masao Toyoda
Department of Welding and Production Engineering
Osaka University, Japan
Kazusige Arimochi
Sumitomo Metal Industries, Japan
INTRODUCTION
Fracture mechanics approach is applied to evaluate the fracture strength of structur respect to the unstable cleavage fracture, plastic constraint is believed to be a major fact resistance because stress fields are strongly dependent on the constraint condition toughness of the material is decreased with increasing the degree of plastic constra

平成12年度春季全国大会フォーラム論文募集

主 題:「アーク溶接現象の計測・センシング」
座 長:平田好則(大阪大学)
平岡和雄(金属材料技術研究所)
開催主旨:
製造業の各分野でアーク溶接の自動化やロボット化が急速に進展しているが,さらに溶接品質を確保しながら生産効率を高めるために,溶接現象を積極的に制御したり,コンピュータ支援によるプロセスの知識化を目指した手法が開発され,現場への適用が図られている.具体的には,アークセンサをはじめ,CCDカメラやプローブなどの各種センサを用いたセンシング技術が溶接プロセスとリンクした形となり,シームトラッキングはもとより,溶込み形状や溶着量,溶融池サイズ,余盛形状などのインプロセス制御が可能になりつつある.
これらの進展は,コンピュータや計測・制御,パワーエレクトロニクスなどの周辺技術に大きく依存しているが,様々な材質や板厚,開先形状をもつ溶接継手に対して,目的に応じた合理的なセンシングを行ったり,さらに新しいプロセスを開発するためには,溶接現象の理解とその取扱いがキーポイントとなる.たとえば,溶接アークの電流・電圧波形や溶融池の熱放射,表裏面の形状,プラズマ光などから,溶込み形成の状態や欠陥発生を知ることができるのか,あるいは,計測した物理量から必要な溶接現象の情報を,どのように抽出すべきかなど十分明らかにされているとは言えない.
そこで,本フォーラムでは実施工での溶接センシングの現状を認識するとともに,今後の課題を明らかにするため,次の項目に焦点を絞って討議をすることにした.
1. 溶接現象の計測・センシングの現状と問題点
2. 今後のセンシング技術と新しいプロセスへの展開
開催日時:平成12年4月12〜14日
開催場所:コスモスクエア国際交流センター(大阪)
講演申込方法:本誌綴じ込みの用紙に必要事項およびアブストラクトを書いてご提出下さい.
申込締切日:平成11年10月29日
講演採否:お申し込み頂いた講演は,採否決定次第,直接申込者にお知らせ致します.
原稿締切日:平成12年2月1日
採択された講演は溶接学会全国大会講演概要No. 66に掲載されますので,所定のオフセット原稿用紙4枚以内(表,図,写真を含む)に原稿を作成し,期日までにご提出下さい.なお,講演時間は1件15〜20分程度を予定しています.また,原稿作成などの詳細は座長より別途連絡されます.

協賛等行事案内


●秋季マイクロメカトロニクス学術講演会〇平11.9.17/8.2■中央大学(東京) □中央大学大隅久 FAX 03−3817−1820
●第10回破壊力学シンポジウム〇平11.9.21〜22■京都クリスタル・セミナーホテル(京都)□日本材料学会 TEL 075−761−5321
●第50回塑性加工連合講演会〇平11.10.6〜8■九州大学工学部(福岡)□日本塑性加工学会 TEL 03−3402−0849
●平成11年度技術士第一次試験〇平11.10.10/5.7〜14■全国主要都市□日本技術士会 TEl 03−3459−1333
●HPI技術セミナー「第3回圧力容器関連企画の国内外動向」〇平11.11.4〜5,18〜19■お茶の水スクエア(東京),大阪科学技術センター(大阪)□日本高圧力技術協会 TEL 03−3255−3486
●第7回機械材料・材料加工技術講演会〇平11.11.5■近畿大学(東広島)□近畿大学機械システム工学科小松眞一郎 TEL 084−34−7000
●第7回鋼構造シンポジウム〇平11.11.18〜19■建築会館ホール(東京)□日本鋼構造協会 TEL 03−3212−0875
●第12回アコーステック・エミッション総合コンファレンス〇平11.11.18〜19■東京都立大学(八王子)□日本非破壊検査協会 TEl 03−5821−5105
●第8回溶射総合討論会〇平11.11.25〜26■ホテルHAKATA(福岡)□高温学会 TEL 06−6877−5111
●第17回材料・構造信頼性シンポジウム〇平11.11.29〜30,19.3■東京大学(東京)□愛媛大学 堤 Fax 089−927−9744
●第9回設計工学・システム部門講演会〇平11.11.29〜12.1■大阪大学コンベンションセンター(大阪)□日本機械学会 TEL 03−5360−3504
●第6回材料の衝撃問題シンポジウム〇平11.12.2〜3/8.27■京大会館(京都)□日本材料学会 TEL 075−761−5321
●第15回海洋工学シンポジウム〇平12.1.20〜21■中央大学(東京)□明治大学黒田 TEL 044−934−7183
●エコデザイン'99ジャパンシンポジウム〇平11.12.10〜11■東京ビックサイト(東京)□日本学会事務センター TEL 03−5814−1440
●第15回海洋工学シンポジウム〇平12.1.20〜21■中央大学(東京)□明治大学黒田 TEL 044−934−7183
●第3回核融合エネルギー連合講演会〇平12.6.12〜13■中部大学(愛知)□日本原子力学会
●第10回池谷コンファレンス「21世紀に向けての材料研究」〇平12.6.26〜30■軽井沢プリンスホテル(軽井沢)□東京大学先端研中島 TEL 03−5452−5085