溶接学会誌 第68巻(1999)第5号
会 告


●平成12年度春季全国大会シンポジウム基調講演の募集について
●「アドホック研究会」発足のお知らせ
●平成11年度溶接冶金研究委員会シンポジウム「溶接部の材料挙動のモデリングとシミュレーション」
●界面接合研究委員会セミナー「ろう付の新しい可能性を探る−先端科学は生産にどこまで役立てられるか−」
●Mate 2000 第6回シンポジウム「エレクトロニクスにおけるマイクロ接合・実装技術」論文募集について
●第9回鋳造・溶接・先進凝固プロセスのモデリング国際会議案内
●全国大会講演概要<65集>の領布について
●協賛等行事案内


平成12年度春季全国大会シンポジウム基調講演の募集について

本会では,春季全国大会において,溶接・接合工学と技術の特定領域の課題についてシンポジウムを開催しています.来る平成12年度春季全国大会においては,下記の主題の下に開催いたします.
このシンポジウムをより実りのあるものとするため,基調講演を広く募集いたします.

各産業分野でご活躍の会員各位が奮ってご応募いただくようお知らせいたします.


1. 主 題:溶接学会2000:21世紀に向けての溶接・接合技術の伝承と挑戦 −21世紀における溶接学会の使命と役割− 溶接・接合技術がモノつくりの基幹を担う技術であることは周知のことで,20世紀における我が国の産業発展に果たしてきた役割は大きいものがある.
その一方で,溶接・接合技術のある面での成熟は溶接・接合技術は半ば完成された技術分野であるとの誤解さえも生み, 各企業はもとより一般的な風潮にもなっている.

その傾向は,溶接・接合技術に携わる研究者および技術者は減少の傾向をも生み出しているものの,決して溶接・接合に関する問題がなくなったわけではなく, むしろ,過去の解決された問題を踏まえつつ, 更なる前進が求められているとも言える.
新しい世紀を迎えるに当たり, これまでに先人がなしてきた技術の展開の総括とその有効な伝承は不可欠であり, 溶接学会では,過去2年間にわたって,溶接・接合技術分野で何を伝え,そのためにどのようなデータ・ベース化を図るべきかについて春季全国大会の機会にシンポジウムを実施してきた.

そこでは,近年,数々の新しい金属材料が使われ,同種材同士,あるいは異種材同士の溶接・接合の機会が増えるにつれその施工条件の蓄積が不可欠となっていること, また,溶接技術者および作業者などの慢性的な不足ならびに高齢化にともない,脱技能化に向けて溶接・接合施工の無人化への取り組み,技術の伝承が各企業における重要課題となっていることなどが指摘され, 具体的な提案もなされてきた.

このような背景を踏まえ,また,20世紀最後の年度を迎える機会に,溶接・接合分野の研究・技術の更なる発展を目指して,溶接学会としての使命・役割について,改めて考え直し, 溶接学会の今後の展開のあり方について学会会員全体の議論を深めることを目的としてシンポジウムを実施することにした.
本シンポジウム開催に当たって,以下のような分野の基調講演及び討論を募集いたします.


(1) 伝承すべき溶接・接合技術とその展開への具体的提案
(2) 21世紀の溶接研究・技術はどう変わるか,また,溶接学会の果たすべき役割は
(3) ボーダレス時代にあって我が国の溶接技術は,また,溶接学会の果たすべき役割は
(4) 21世紀の溶接学会活動へのあなたの提言
座長:豊田政男(大阪大学大学院工学研究科生産科学専攻)
入江岩定(金属材料技術研究所)

2.日 時:平成12年4月12日(水)14:05〜17:00
3.場 所:コスモスクエア国際交流センター(大阪)
4.基調講演申込み方法:
所定の用紙に必要事項,アブストラクトを記入のうえ学会事務局にご提出下さい.
5.申込み締切日:平成11年8月27日(金)
6.講演採否:
お申し込みいただいた講演は採否決定次第,直接お知らせいたします.
7.前刷原稿提出期日:平成11年11月26日(金)
採択された講演は論文集第1号(2月)に前刷りを掲載しますので,所定のオフセット原稿用紙6枚以内(表,図,写真を含む)の原稿を作成し,ご提出下さい.なお,講演時間は1件20〜30分程度を予定しています.
8.討論・質問の申込み:
講演前刷りをご覧いただいたうえで討論および質問を募集いたします.
積極的にご参加いただくことを期待します.
討論・質問の希望者は対象講演と質問内容を簡潔に記載し,平成12年3月10日(金)までに学会事務局にご提出下さい.

「アドホック研究会」発足のお知らせ

先に公募しておりましたアドホック研究会について,応募のありました研究テーマの中から,下記の二件の研究会を発足することになりました.各研究会につきましては記載の主査のもと研究会が構成されていますが, 各研究会についてご興味のある会員は,主査宛に直接ご連絡下さい.
なお,公募は適宜受け付けることにしていますので,アドホック研究会として設立を希望する研究テーマをお考えの会員は,溶接学会事務局へお問い合わせ下さい.

I「ダメージメカニックスによる溶接継手の破壊解析」研究会

1.目的と内容
構造用鋼の破壊挙動は試験温度に依存し,一般に低温域の・脆性破壊から高温域の延性破壊へと破壊様式が遷移する.このような破壊遷移現象の解明は従来から破壊力学分野における大きな課題の一つで,とくに,遷移温度領域でのき裂成長を伴う不安定破壊の評価手法が待たれている.
この問題への取組みでは,延性き裂の発生・成長をいかに取り扱うかがポイントとなるが,最近,ボイドの発生と成長をモデル化したダメージメカニックスが破壊力学分野で注目されている.
しかし,材料パラメータの決定の仕方や,溶接部を対象としたときには強度不均一の影響が介入するなど,検討すべき課題が多い.
本研究は,遷移温度領域での破壊問題評価へのダメージメカニックスの工学的有用性について検討するとともに,とくに溶接部への適用を考えたときの破壊解析手法に関する指針を得ようとするものである.
研究は,主として文献調査と各委員の研究についての情報交換によって行うが,得られる成果は単に力学分野にとどまらず,不安定破壊制御のための材料設計や継手設計などに広く応用できることが期待される.

2.研究期間
平成11年6月1日〜平成12年5月31日

3.主査及び委員構成
主 査:南二三吉(大阪大学)
副主査:田川哲哉(名古屋大学)
委 員:鳥塚史郎(金材研),荊洪陽(天津大学),高原渉(大阪大学),大畑充(大阪大学),山下洋一(IHI),冨松実(三菱重工),平松秀基(川崎重工)

4.研究会問合せ先
大阪大学大学院工学研究科生産科学専攻 助教授 南二三吉
〒565-0871 吹田市山田丘2-1
Tel:06-6879-7547,or-7546
Fax:06-6879-7547,or-7570
email:minami@mapse.eng.osaka-u.ac.jp

II「設計・生産システムにおける溶接・接合情報の生成・利用手法に関する基礎研究」研究会

1.目的と背景
溶接・接合技術は,多種多様な製造業において生産の基盤を構成する横通しの要素技術であり,溶接・接合技術の発展が生産の発展と深い関係を持つことは論を俟たない.従来では,溶接・接合技術を部分的に高度化・効率化することが生産の高度化・効率化に直接的に繋がると強く認識され,様々な研究および技術開発が推進されてきた.しかし近年,生産活動を構成する多種多様な領域を考慮する総合的思考が望まれ,情報技術の急速な発展にも加速され,他の閑連分野との関わりを踏まえて溶接・接合技術を再認識するシステム思考が要望されていることは無視できない.
このような背景において,今後,溶接・接合技術が孤立した要素技術から脱皮し,製造業における核となる生産技術として認識されるためには,溶接・接合技術を単独で捉えるのではなく,設計・生産システムにおいて中核となる技術として捉えることが必須の課題である.そこで本研究では,設計・生産システム全体の高度化・効率化を考慮した溶接・接合情報の生成・利用の方法論について検討することを目的とする.具体的には,溶接・接合の設計・施工と関わる様々な情報と,他の設計・生産情報との相関を整理し,設計・生産活動によって獲得される様々な情報を有効に利用して,溶接・接合情報を総合的に生成・利用するシステム概念を構築することを試みる.本研究では,各委員の研究の情報交換を行うと伴に,研究会全体として表記テーマを解決するよう,各委員の研究の関わりや研究の方向性等についての議論を実施する.

2.研究期間
平成11年6月1日〜平成12年5月31日

3.主査及び委員構成
主査:青山和浩(東京大学)
委員:濱田邦裕(広島大学),武市祥司(住重),清水英樹(川重),印南哲(松下),高畑清治(NKK),小川哲也(コマツ),笠上文男(ダイヘン)

4.研究会問合せ先
東京大学大学院工学系研究科環境海洋工学専攻
海洋輸送システム工学コース
生産システム工学研究室
助教授 青山和浩
〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1
Phone:81-3-5841-7793
Fax:81-3-3815-8364
Email:aoyama@naoe.t.u-tokyo.ac.jp

平成11年度溶接冶金研究委員会シンポジウム
「溶接部の材料挙動のモデリングとシミュレーション」

主催:(社)溶接学会溶接冶金研究委員会
協賛:軽金属学会,軽金属溶接構造協会,高温学会,自動車技術会,ステンレス協会,精密工学会,石油学会,土木学会,日本鋳造工学会,日本機械学会,日本金属学会,日本建築学会,日本原子力学会,日本高圧力技術協会,日本材料学会,日本接着学会,日本造船学会,日本鉄鋼協会,日本非破壊検査協会,日本溶接協会,表面技術協会,腐食防食協会(依頼中を含む)

日時:平成11年10月4日(月)10:00〜16:45
会場:化学会館(東京・お茶の水)7Fホール
東京都千代田区神田駿河台1-5
TEL:03-3292-0120(直通)

開催趣旨:
CAM,CAE及びCIMS等の計算機援用による先進生産システムを実現していく上で,溶接技術の脱技能化及び知能化を目指した溶接パラメータの合理的最適化手法の確立が急務となっております.現在,溶接パラメータのデータベースの構築並びにその最適選択に関するアルゴリズムも開発されつつありますが,その大部分はビード形状の制御や溶込み不足,アンダーカット等のビード形態に関連する溶接欠陥の防止を対象としたものです.しかし,溶接部の高信頼性化並びに高性能化を達成するためには,溶接部の材料特性を考慮した溶接パラメータの最適化が必須でありますことから,そのための溶接パラメータの最適化手法の確立が今後の取り組むべき重要課題であります.
溶接冶金研究委員会では「溶接部の材料挙動のモデリングとシミュレーション」の主題の下に,先進生産システムにおける溶接技術の知能化に向けての材料学からの取り組みとして,溶接部の材料特性を考慮した溶接パラメータの最適化を目的としたモデリングとシミュレーションに関連する研究成果を既刊の・溶接治金現象のモデリング・の内容と合本し,新たなブリテンNo. 14「溶接部の材料挙動のモデリングとシミュレーション」を完成致しました.本シンポジウムでは,このブリテンNo. 14をテキストとして,溶接材料学的観点に立ったモデリングとシミュレーションの最新情報を解説します.会員各位ならびに関係技術者の方々の多数参加を期待しております.

プログラム:
10:00−10:05
挨 拶
小林紘二郎/大阪大学

10:05−10:50
溶接部の材料挙動とその予測手法
西本和俊/大阪大学

10:50−11:35
溶接金属の気体吸収挙動に関するモデリング
粉川博之/東北大学

11:35−12:20
溶接金属の凝固とミクロ偏析のシミュレーション小関敏彦/新日本製鐵

12:20−13:30
昼 食

13:30−14:15
溶接熱影響部の組成的液化のモデリング
篠崎賢二/広島大学

14:15−15:00
溶接部における粒界移動のシミュレーション
渡辺健彦/新潟大学,柴田信一/琉球大学

15:00−15:15
休 憩

15:15−16:00
Al合金溶接熱影響部の析出物溶解シミュレーション
廣瀬明夫/大阪大学

16:00−16:45
溶接熱影響部の475℃脆化シミュレーション
才田一幸/大阪大学

◆シンポジウム参加申込方法
1.申込方法:所定の申込書がない場合は,氏名・連絡先(会社名,所属,住所,TEL,FAX,E-mailアドレス),会員,非会員の別・参加費納入方法・参加費納入予定日・請求書の要・不要を記入し下記宛に郵送またはFAX・電子メールでお送り下さい.
※受付後,折り返し参加証を送付いたしますので,シンポジウム当日は,参加証を必ずお持ち下さい.

2.申込締切日:平成11年9月27日(月)必着

3.参加定員:参加定員は100名です.定員になり次第締め切らせていただきます.

4.参加費用:溶接冶金研究委員会メンバー 15,000円
溶接学会員および協賛学協会員 20,000円
一般参加 25,000円
学生 5,000円
※いずれもテキスト(溶接学会技術資料ブリテンNo. 14)代金(10,000円/部)を含みます.

5.参加費用送金先:参加費用は下記のいずれかにご送金下さい.
東海銀行秋葉原支店
普通預金口座 No. 808850
口座名義 社団法人 溶接学会
または
郵便振替口座
00180-7-143434
口座名義 社団法人 溶接学会
◆申込・問合先
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-11
社団法人溶接学会 溶接冶金研究委員会シンポジウム
事務局 松尾
TEL:03-3253-0488
FAX:03-3253-3059
E-Mail:jws-ym@kt.rim.or.jp

界面接合研究委員会セミナー
ろう付の新しい可能性を探る−先端科学は生産にどこまで役立てられるか−

主催:社団法人 溶接学会
界面接合研究委員会
協賛:日本溶接協会,軽金属溶接構造協会,高温学会,自動車技術会,ステンレス協会,精密工学会,石油学会,土木学会,日本鋳造工学会,日本機械学会,日本金属学会,日本建築学会,日本原子力学会,日本高圧力技術協会,日本材料学会,日本造船学会,日本鉄鋼協会,日本非破壊検査協会,表面技術協会,腐食防食協会,日本接着学会
開催日:平成11年10月15日(金)9:30〜17:15
開催場所:化学会館(東京・お茶の水)7階ホール
東京都千代田区神田駿河台1-5
電話番号03-3292-0120(ホール直通)

開催趣旨:
18世紀は機械の時代,19世紀は電気の時代,20世紀は情報の時代ともいわれ,その20世紀もまもなく終わろうとしている.21世紀に向けて,技術はどのように進もうとしているのだろうか.
ろう付は長い歴史を持つ技術であるが,産業技術としては20世紀の科学技術の成果を十分に汲み尽くしたものにはなり得ていないといえるのではないだろうか.この十数年来の科学技術の発展がもたらした成果は,それまでの数千年に及ぶろう付の歴史を塗り替えてしまう可能性をもうかがわせるものとなっている.
先端科学とろう付の関わり,それらが生産にどのように役立ち得るのか,研究と生産それぞれの最近の話題から今後の方向を探ってみよう.

プログラム:

開会の挨拶 9:30〜9:35
界面接合研究委員会委員長 大橋 修

9:35〜10:15
座長 大橋 修

1.ろう付の現状と将来
先端科学の到達点と特徴,それらはろう付とどのようにかかわっているか
東京工業大学工学部 鈴村暁男
10:15〜10:45
座長 雀部 謙

2.ろう付の原子素過程
ブラックボックスへの挑戦,ろうとセラミックスの反応を直接観察
東京大学大学院工学研究科 田中俊一郎
10:45〜11:00 休 憩

3.新しいろう付設計
座長 竹本 正
11:00〜11:30
3.1ろう材とプロセス設計
最適条件探索は経験と勘の世界から科学的設計の世界へ
大阪大学大学院工学研究科
才田一幸

11:30〜12:00
3.2金属とセラミックスろう接部の構造設計
科学的視点によるろう付け部の応力緩和策
近畿大学工学部 深谷保博

12:00〜13:00
昼食休憩
4.最近のトピックス
座長 鈴村暁男

13:00〜13:30
4.1最近のアルミニウムろう付
三菱重工業株式会社 酒井茂男

13:30〜14:00
4.2大型部品のろう付
金属技研株式会社 上田 実

14:00〜14:30
4.3電機・車輌機器のろう付及び接合
株式会社日立製作所 岡村久宣

14:30〜14:50
休 憩

14:50〜15:20
4.4セラミック部品の接合
日本特殊陶芸株式会社 伊藤正也

15:20〜15:50
4.5ジェットエンジン部品のろう付
石川島播磨重工業株式会社 辻 純二

15:50〜16:20
4.6ろう付部の非破壊試験
日立建機株式会社 小倉幸夫

16:20〜16:30
休 憩

16:30〜17:15
5.総合討論
座長 池内建二

◆セミナー参加申込方法
1.申込方法:所定の申込書がない場合は,氏名・連絡先(会社名,所属,住所,TEL,FAX,E-mailアドレス),会員,非会員の別・参加費納入方法・参加費納入予定日・請求書の要・不要を記入し下記宛に郵送またはFAX・電子メールでお送り下さい.
※受付後,折り返し参加証を送付いたしますので,セミナー当日は,参加証を必ずお持ち下さい.

2.申込締切日:平成11年10月8日(金)必着

3.参加定員:参加定員は120名です.定員になり次第締め切らせていただきます.

4.参加費用:界面接合研究委員会参加会社
15,000円
主催・協賛学協会会員
20,000円
大学・国公立研究機関所属
10,000円
学生
5,000円
その他
30,000円

5.参加費用送金先:参加費用は下記のいずれかにご送金下さい.
東海銀行秋葉原支店
普通預金口座 No. 808850
口座名義 社団法人 溶接学会
または,
郵便振替口座
00180-7-143434
口座名義 社団法人 溶接学会
◆申込・問合先:〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-11 溶接学会 松尾
TEL:03-3253-0488
FAX:03-3253-3059
E-Mail:jws-ym@kt.rm.or.jp

Mate 2000 第6回シンポジウム
「エレクトロニクスにおけるマイクロ接合・実装技術」論文募集について

主催:(社)溶接学会 マイクロ接合研究委員会
(社)高温学会 加工・再生研究情報委員会
協賛:映像情報メディア学会,エレクトロニクス実装学会,応用物理学会,化学工学会,画像電子学会,軽金属学会,計測自動制御学会,高分子学会,資源・素材学会,システム制御情報学会,情報処理学会,人工知能学会,精密工学会,電気化学会,電気学会,電気設備学会,電子情報通信学会,日本化学会,日本機械学会,日本金属学会,日本材料学会,日本シミュレーション学会,日本接着学会,日本セラミックス協会,日本塑性加工学会,日本ソフトウエア科学会,日本電子顕微鏡学会,日本伝熱学会,日本非破壊検査協会,日本表面科学会,日本品質管理学会,日本複合材料学会,日本物理学会,日本分析化学会,日本溶接協会,表面技術協会,プラスチック成形加工学会
(協賛依頼中)
日時:平成12年2月3日(木),2月4日(金)
パシフィコ横浜 会議センター
5階(小ホール,501,502)
横浜市西区みなとみらい1丁目1−1
TEL:045-221-2121
開催主旨
エレクトロニクスデバイス・製品の多様化,高密度化,高機能化の進展はめざましく,マイクロ接合,パッケージング・アセンブリ技術を中心とした生産技術の革新はめざましいものがあります.これら生産技術に対する要求,対象となる材料はますます広がりを見せてきており,21世紀のマイクロエレクトロニクス創成において,生産技術の果たす役割はますます重要となってくることが予想されます.これら多様化する要求に応えていくには,本シンポジウムの対象としているマイクロ接合,パッケージング・アセンブリ技術を中心としたマイクロエレクトロニクス創成のための生産技術の体系化と科学的探求が強く要望されています.本シンポジウムでは,これら生産技術に関する最新の研究・開発に関する研究者相互の情報交換の場をより広くかつ定期的に持ち,生産科学・技術の進展を促すことを目的として企画開催されます.
参加費:主催・共催委員会加入会社:20,000円
協賛学協会会員会社 :30,000円
論文口頭発表者 :15,000円
大学・国公立研究機関 :10,000円
学生 :5,000円
その他 :40,000円
講演論文募集
左記主旨に従い,シンポジウムを開催いたします.つきまして,独創性に富む講演論文を募集しております.各講演の発表時間は20分(発表12分,質問8分),発表件数は60〜70件を予定しております.投稿希望の方は下記の送り先まで,応募していただくようにお願い申し上げます.
なお,本シンポジウムで発表されたすべての論文発表者には,別刷り30部を無料贈呈します.また,優秀な論文に対して,シンポジウム賞(論文賞,奨励賞)の表彰制度も用意しております.
応募締切:平成11年9月1日(水)厳守
応募方法:次の必要事項を記載して,E-mail,FAX,郵送のいずれかでMate2000事務局に送付して下さい.
E-mail を利用できる方はできるだけE-mailで送付していただけますようお願いします.
(1)発表題目(和文と英文)
(2)著者名と所属先(和文と英文)
(3)著者代表者の連絡先
(4)概要(和文120〜150字程度)
(5)トピックス記号(カテゴリーA〜Cの中から該当する記号を選んで下さい) 例えば,レーザによる微細加工プロセスに関する研究
=>A-5,B-1
携帯機器創成を目的としたソルダリング部の信頼性の研究
=>A-2,B-7,C-6
申込みを受理した後1週間以内にE-mailもしくはFAXで受理通知を送付させていただきます.
受理通知が届かない場合は,Mate 2000 事務局にご確認して下さい.
また,論文採択につきましては別途,採択通知を9月末までに送付いたします.
論文原稿送付締切日:平成11年11月19日(金)
論文様式概要
本文は日本語で,Figure Captionは英語で記述する.ただし,すべて英語で記述しても結構です.
○字体:英語の字体(フォント)はTimes,日本語の字体は明朝体とする.
○題目:本文が日本語の場合,日本語と英語(字サイズ:14point,題目の字体は等幅明朝体またはゴシック体とする).
○著者名:本文が日本語の場合,日本語と英語(字サイズ:10point).
○Abstract:英語(60〜120words)(字サイズ:9 or 10point).
○本文:日本語または英語(字サイズ:10point),本文二段組.
○マージン:上下左右ともに27mm.
○用紙:A4白用紙.
○図の説明:英語(図面は本文の後ろに並べてもよい).
○ページ数:4ページ または 6ページ(奇数ページでの仕上がりは禁止する).
なお,論文採用決定後,詳しい投稿規定を送付します.
<論文に関する問合せ先>
大阪大学 接合科学研究所 高橋康夫
Tel.06-6879-8658 Fax.06-6879-8689
E-mail:taka@jwri.osaka-u.ac.jp
<Mate2000事務局(論文の送付先,事務に関する問合せ,連絡先)>
(社)高温学会 Mate2000事務局
TEL:06-6879-8698 FAX:06-6878-3110
E-mail:mate@jwri.osaka-u.ac.jp
<シンポジウムURL>
http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jws/research/micro/Mate2000.html

トピックス記号

カテゴリー A
工 法
カテゴリー B
研究・開発の観点
カテゴリー C
対象形態・製品
A-1
マイクロ接合
B-1
プロセス
C-1
モジュール

ワイヤボンディング
B-2
材料
C-2
パッケージ

フリップチップ
B-3
機能特性
C-3
パワーデバイス

COB,TAB
B-4
メカニズム
C-4
エネルギー変換素子

その他
B-5
拡散現象
C-5
通信機器

A-2
マイクロソルダリング
B-6
界面構造
C-6
携帯機器

A-3
薄膜形成
B-7
信頼性
C-7
コンピュータ

A-4
厚膜形成(めっきなど)
B-8
品質
C-8
コンピュータ周辺機器

A-5
ビーム加工
B-9
シミュレーション
C-9
液晶ディスプレー

A-6
エッチング
B-10
設計
C-10
プラズマディスプレー

A-7
マイクロ加工
B-11
設備・機器
C-11
ビデオ

A-8
接着
B-12
解析
C-12
自動車用電装品

A-9
光・電子アセンブリ
B-13
システム
C-13
エネルギー変換機器

A-10
光インターコネクション
B-14
計測
C-14
その他

A-11
その他
B-15
環境調和・リサイクル

B-16
その他

第9回鋳造・溶接・先進凝固プロセスのモデリング国際会議案内


開催時期:2000年8月20〜25日
場所:アーヘン(ドイツ)
主催:米国エンジニア財団
内容:下記のモデル化とシミュレーション(実験との比較あるいはシミュレーシに必要な実験データを含む)
・ミクロ組織
・物質・エネルギ移動を伴う湯流れ・対流
・熱放射伝熱
・欠陥予測(原子レベルを含む)
・接種・脱酸・改良処理など治金反応
・鋳造合金
・プロセス
・傾斜組織・スマート鋳造
・最適化
・応力と変形
・プロセル・治金反応・応力・変形・ミクロ組織の連成
・その他
スケジュール
・アブストラクト締め切り1999年8月31日
・論文/ポスター発表通知1999年10月15日
・論文提出締め切り2000年3月31日
アブストラクト提出先(締め切り 1999.8.31)
Ms. Brigitte C. Vanweersch
Giesserei-Institut
RWTH Aachen
Intzestrasse 5
D-52056 Aachen
Fax. +49-241-8888 276
問い合わせ 大中逸雄 大阪大学大学院工学研究科
知能・機能創成工学専攻
E-mail ohnaka@ams.eng.osaka-u.ac.jp

全国大会講演概要〈65集〉の頒布について

下記の要領により平成11年度秋季全国大会講演概要を頒布いたしますので,希望者は要領にしたがいお申込下さい.


1. 頒 価 5,000円
2. 申込要領 @郵送の場合は,現品発送と同時に代金および郵便料金合計金額を請求いたしますので折返しご納入下さい.この場合は申込者名および送り先を明記した申込書(任意)によりFAXでお申込下さい.
A直接購入の場合は代金ご持参の上事務局までご来所下さい.また大会当日受付でも頒布いたします.
3. 頒布開始 平成11年9月下旬予定

協賛等行事案内


●シンポジウム「マグネシウム合金新時代」〇平11.8.20■東京大学(東京)□日本金属学会 TEL 022−223−3685
●平成11年度技術士第二次試験(国家試験)〇平11.8.25〜26/3.29〜4.9■全国主要都市□日本技術士会 TEL 03−3459−1333
●シンポジウム「鉛フリーはんだ実装の基礎と技術開発の現状」〇平11.8.31■芝浦工業大学(東京)□日本金属学会 TEL 022−223−3685
●第35回X線材料強度に関するシンポジウム〇平11.9.2■日本材料学会(京都)□日本材料学会 TEL 075−761−5321
●秋季マイクロメカトロニクス学術講演会〇平11.9.17/8.2■中央大学(東京)□中央大学大隅久 FAX 03−3817−1820
●第10回破壊力学シンポジウム〇平11.9.21〜22■京都クリスタル・セミナーホテル(京都)□日本材料学会 TEL 075−761−5321
●第50回塑性加工連合講演会〇平11.10.6〜8■九州大学工学部(福岡)□日本塑性加工学会 TEL 03−3402−0849
●平成11年度技術士第一次試験〇平11.10.10/5.7〜14■全国主要都市□日本技術士会 TEl 03−3459−1333
●HPI技術セミナー「第3回圧力容器関連企画の国内外動向」〇平11.11.4〜5,18〜19■お茶の水スクエア(東京),大阪科学技術センター(大阪)□日本高圧力技術協会 TEL 03−3255−3486
●第7回機械材料・材料加工技術講演会〇平11.11.5■近畿大学(東広島)□近畿大学機械システム工学科小松眞一郎 TEL 084−34−7000
●第7回鋼構造シンポジウム〇平11.11.18〜19■建築会館ホール(東京)□日本鋼構造協会 TEL 03−3212−0875
●第12回アコーステック・エミッション総合コンファレンス〇平11.11.18〜19■東京都立大学(八王子)□日本非破壊検査協会 TEl 03−5821−5105
●第17回材料・構造信頼性シンポジウム〇平11.11.29〜30,19.3■東京大学(東京)□愛媛大学 堤Fax 089−927−9744
●第9回設計工学・システム部門講演会〇平11.11.29〜12.1■大阪大学コンベンションセンター(大阪)□日本機械学会 TEL 03−5360−3504
●第6回材料の衝撃問題シンポジウム〇平11.12.2〜3/8.27■京大会館(京都)□日本材料学会 TEL 075−761−5321
●第15回海洋工学シンポジウム〇平12.1.20〜21■中央大学(東京)□明治大学 黒田 TEL 044−934−7183
●第10回池谷コンファレンス「21世紀に向けての材料研究」〇平12.6.26〜30■軽井沢プリンスホテル(軽井沢)□東京大学先端研中島 TEL 03−5452−5085