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国際宇宙ステーションの軌道上における組立の開始が間近になるなど,宇宙環境利用の本格的な時代を迎えようとしています.宇宙では,微小重力環境など地上では得がたい環境の下で,実験を実施することができます.
本制度は,JEM (Japanese Experiment Module:国際宇宙ステーションの日本の実験棟)での宇宙環境を利用する研究の準備段階として,幅広く分野の研究者による新たな発想に基づく地上研究機会を提供し,宇宙環境利用を推進することを目的としています.
●大学,国立試験研究機関,民間企業などの研究者の方々を対象に幅広く研究テーマを募集します.
●公募対象研究分野
微小重力科学,ライフサイエンス,宇宙医学,宇宙科学,地球科学,宇宙利用技術開発の6分野があります.
●研究費
・フェーズI研究(平成9年度平均応募額 約5百万円/年)
宇宙環境利用の有効性や研究手法,実験手段などについて,調査研究や地上実験を行い,宇宙環境利用を指向した研究テーマを対象とします.
・フェーズII研究(平成9年度平均応募額 約6千万円/年)
JEM利用テーマ募集への応募を目標とした本格的な宇宙環境利用に向けた準備段階にある研究であり,研究の手法や宇宙実験概念が明確に定義された研究テーマを対象とします.
●財団法人日本宇宙フォーラム内に,有識者によって構成される委員会を設置し,応募された研究テーマの選定等を行います.
●研究形態
研究形態としては,委託研究,共同研究,招聘研究のうちいずれかの形態をとります.
●研究期間
1年〜3年
●実験施設,試験施設の提供
研究の必要に応じて調整の上,落下塔,航空機の微小重力模擬実験施設等の利用機会を提供いたします.
●スケジュール
・募集期間:平成9年11月末から平成10年1月中旬まで(予定)
・研究開始:平成10年4月(予定)
●問い合わせ先
財団法人日本宇宙フォーラム(JAPAN SPACE FORUM)
公募研究推進部 担当:大西,北條
電話:03−3459−1653 FAX: 03−5470−8426
URL: http://www.homepage.co.jp/jsforum
E−mail: koubo@jsforum.or.jp
●行事名 | ○開催日 /申込締切 |
■開催場所 | □問い合わせ先 |
金材研究ワークショップ「超鉄鋼材料:実現への●芽技術」 | 平10. 1. 19 | 金属材料技術研究所(つくば) | 金属材料技術研究所 企画室普及係 TEL 0298−59−2045 |
第5回超音波による非破壊評価シンポジウム | 平10. 1. 27〜28 | 工学院大学新宿校舎(東京) | 日本非破壊検査協会 TEL 03−5821−5105 |
HPI技術セミナー「圧力容器関連規格の国内外動向」 | 平10. 1. 27〜28 | 自動車会館(東京) | 日本高圧力技術協会 TEL 03−3255−3486 |
第29回応力・ひずみ測定と強度評価シンポジウム | 平10. 1. 29 | 東京工業大学(東京) | 日本非破壊検査協会 TEL 03−5821−5105 |
第16回技術セミナー「事例で学ぶ淡水腐食とその防止」 | 平10. 2. 6 | 江戸東京博物館(東京) | 腐食防食協会 TEL 03−5818−6765 |
HPI技術セミナー「石油等貯槽技術基準と安全性」 | 平10. 2. 19〜20 | 自動車会館(東京) | 日本高圧力技術協会 TEL 03−3255−3486 |
平成10年度塑性加工春季講演会 | 平10. 5. 13〜15 | 大阪大学(吹田) | 日本塑性加工学会 TEL 03−3402−0849 |
第3回日本計算工学会講演会 | 平10. 5. 26〜28 | 中央大学記念館(東京) | 日本計算工学会 TEL 03−3263−6014 |
第4回画像センシングシンポジウム | 平10. 6. 10〜12 | パシフィコ横浜(横浜) | 画像センシング技術研究会TEL 03−3367−0471 |
PTM '99 | 平11. 5. 24〜28 | 京都パークホテル(京都) | 日本金属学会 TEL 022−223−3685 |